今日の月曜日は
レンタルフロアの予約はありません。
練習生の方はいつでも練習できます。
明日の火曜日は
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練習生の方はいつでも練習できます。
うちのジムは「いじめ被害者のためのコース」を設けてます。
といっても、そのコースの名前を出しているわけではなく、
入会される際に、
自分がいじめの被害に遭っていると申告する必要もないです。
うちのジムの基本的な考えかたとしては、
ボクシングの練習を続けることで、その技能を身につけ、
自分に強さがあると自信を持つことで精神的な輪余裕を持たせる、
つまり、卑屈さや気弱な態度をなくし、
いじめられるスキをなくすことを目的としてます。
そうなるためには、
自分に根拠のある自信を身につけることが必要だと考えます。
根拠のある自信とは、
練習を続けて身につけたボクシング技能による強さ、
そして、練習を続けて強さを身につけることができたという
達成感によるものです。
さらに、小中高校生あたりまでの年代であれば、
「ケンカの強さ」はそのまま周囲に対しての大きな自信になります。
道徳的にいい悪いはここでは二の次です。
しかし、それだけでいいとは考えてはおりません。
その他に、いじめられる原因や要素をとり除く、
修正することを深い部分での目的としてます。
いじめの被害に遭っている人には何らかのいじめられる理由があります。
それは身体的理由や家庭事情など本人にはどうにもならないことと、
本人の性格や気質などと、大きく2つに分けられると思います。
まず、身体的理由や家庭事情等ですが、
たとえば「太っている」「背が低く体が小さい」といったことで
いじめに遭う子もいます。
しかし、そのような特徴を持つ子が
必ずしもいじめに遭っているといったことはなく、
「愛されるキャラ」もいれば、「ガキ大将」もいます。
そこでいじめの原因になっているのは、
「自分はこんな体型だ」といったコンプレックスではないでしょうか。
そこで卑屈さや気弱な態度が生じてくるのではないかと思われます。
そのコンプレックスの解消は、
自分への自信を持つことが近道だと思います。
次に、性格や気質が原因である場合ですが、
「自己中心的である」
「自分は他人よりも優れていると根拠もなく思いこみ、
周囲を見下した態度がみられる」
あたりが主ではないかと思われます。
それらは、ジムでボクシングの練習を続けることで修正が可能です。
まず、「自己中心的」ですが、
ジム内ではそのような行為を禁止しています。
周囲に目を配って動いてもらうこと、
意識せずともそれをしてもらえるようなルールを
ジム内でいくつか作ってます。
リング上でパートナートレーニングが
何組も行なわれている時はリングの外に出る、
マスボクシングは無断で行なわずトレーナーの許可をとってやる、など、
周囲との強調が必要になる面が多くあります。
そのため、「俺は自分の思ったとおりに生きるんだ」が
通用しないこともあります。
自分の意思を貫くその方針は別に悪いとは思いませんが、
他人の権利をふみにじったり、
奪ったりしてまで主張できるものではないと思います。
そのように、
ジム内で自然に周囲に気を配ることや協調を覚えてもらうことで、
練習を続けて自分の強さと
やり遂げたことへの自信を身につけると同時に
社会で必要な協調性を身につけられるかと思います。
「いじめられる側も悪い」と言う方がいます。
その方々の言い分を聞いていると、
協調性がないことで周囲に迷惑や負担がかかり、そのことが
いじめにつながっているといったケースも少なからずあります。
常に自分を抑え、
周囲に合わせてへらへらすればいいというわけではなく、
自分の主張は持っても、他人を押しのけたり
押さえつけてまでそれを通すべきではないということです。
ただ、なんでもかんでも迎合して
波風をたてないようにするといったわけではなく、
ぶつかり合うことがあっても、
話し合うことでお互いに納得できるおとしどころを見つける、
そういった社会性も必要だと思うのです。
そこで話し合いをする際に、自分の言うべきことは言えるようになる、
それもボクシングの練習を続けることによって
身につけられる自身のひとつです。
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